桜学園つくば市立栄小学校Sakae Elementary School

校内を回っていると、ふとキラリと光る場所に気づきました。ここは、6年生の昇降口です。外靴が、当たり前のようにきちんと並んでいました。日常の何気ない場面で見つけたこの状況に、心がほっこりしました。

　相手の話を聞いて質問するためには、話の要点を正確にとらえ、わからなかったことやもっと詳しく知りたいことを整理する必要があります。４年生の国語の授業では、実際に話を聞きながらメモを取り、自ら考えた質問を積極的に発表していました。探究的な学びに必要不可欠な力です。

　雨上がりの今日の休み時間、校庭を元気に走り回る子供たちのほかに、校庭のフェンス沿いの芝生をじっくり見まわっている子や、きれいに咲いている藤棚のまわりで紅白帽子を振りまわしている子たちがいました。その視線の先にいるのはカエルやちょうなどの生き物たちです。
　春、動き出した生き物たちに夢中です。

　今日は雨、普段は多くの子供たちが外で元気に遊んでいますが、今日は教室で友達とお話をしたり、輪になってカードゲームをしたり、図書ホールで本を読んだりと、各々が雨の日の休み時間の過ごし方を考えて、落ち着いて生活していました。そんな中で、安全な学校生活を呼びかける保健委員や図書の貸し出しをする図書委員など、５・６年生の活躍も見られました。雨の日の休み時間、子供たちの違った一面に出会えました。

栄小には、校舎の真ん中に図書ホールがあります。今日は、１年生が本の借り方を確認しました。こんなに本が身近にある学校はなかなか無く、栄小の自慢ポイントの一つです。読書は、語彙力や文章力の向上、知識の習得だけでなく、リラックス効果や想像力の豊かさにもつながるといわれています。栄小の子供たちは、こんな素敵な環境の中ですくすくと成長しています。