学校ニュース

シーンと静まり返った８学年の教室を覗いてみると、一人ひとりが習字の練習に集中して取り組んでいました。
手本を見ながら、一文字一文字丁寧に書き進めています。
書き終えた作品を見ると、どちらが手本の文字なのか分からないほど、素晴らしい作品ばかりです。
中には、嬉しそうに友達と作品を鑑賞し合う生徒も見られます。
作品を書き上げた生徒たちの表情は、達成感で溢れていました。

７学年の社会では、土器に関する学習を行っています。
茨城県の弥生土器には、「縄文」「貼瘤」「粘土紐」といった装飾があることをご存じでしょうか？
本日は、土浦市上高津貝塚ふるさと歴史の広場より、本物の弥生土器片をお借りして、授業を展開しました。
生徒たちは、本物の土器片を食い入るように観察し、手に取って触れ、何土器なのかを一生懸命考えていました。
教科書でいう弥生土器の特徴と一致しない面もあるため、生徒たちは、弥生時代の多様性に気付くとともに、茨城県の土器の独自性について考えるよい機会となったようです。

今年度、本校では「自ら学ぶ力を育む授業づくり～問いの発見と振り返りを核とした探究的な学びを通して～」というテーマのもと、校内研究を行っております。
本日、９月２９日(月)は、各学年から１学級、道徳の授業を公開し、校内研究授業を実施しました。
全職員で授業参観し、本時における生徒の姿や教師の発問・手立て等について、協議を行いました。
今後、他教科においても校内研究授業を実施する予定です。
生徒一人ひとりが、自ら学ぶ力を育んでいけるよう努めてまいりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。